寺田陽次郎、Road to Le Mans レースに参戦

2017.05.18

有限会社テラモス(欧文表記 :TERRAMOS)代表でレーシングドライバーの寺田陽次郎は、本年6月にフランス・ルマンで開催されるルマン24時間レースのサポートレースである「Road to Le Mans」レースに参戦します。

「Road to Le Mans」レースは、ルマン24時間レースの主催者である ACO(フランス西部自動車クラブ)が推奨する LMP3 車両および FIA GT3 車両によるレースで、24時間レースと同週15日(木)と17日(土) 決勝レーススタート前に行われます。寺田がドライブする LMP3車両とは、全車が同じ 5リットルV8自然吸気エンジンをミッドシップに搭載したプロトタイプカーで、このRoad to Le Mans レースのほか、欧州を転戦するヨーロピアンルマンシリーズ、アジアンルマンシリーズ、アメリカ IMSAプロトタイプチャレンジなど 主要レースが導入するグローバルカテゴリーです。今回寺田が出場するRoad to Le Mans レースは、30台のLMP3車両がエントリーしており、1時間レースをふたりのドライバーが交代で走るものです。寺田は、DKRエンジニアリング(本拠地 : ルクセンブルク)がメンテナンスするアデスLMP3車両にかつてのパートナードライバーであるシルバン・ブーレイ(フランス)と共に乗ります。

寺田は、「私は今年3月に古希を迎えましたが、ルマンを走りたい意欲は留まるところを知らず、また、速く走るレースカーへ 憧れや操りたい情熱を抑えきれず、今回のエントリーとなりました。レース歴52年の中、これまで 29回ルマン24時間レースに出場し4回のクラス優勝をしていますが、子供の頃の夢はいまだに変わらず私の心を占領しています。そして、ルマンとは、生涯をかけて追い求めるに値するレースなのです。走る歓びを通じて自らを高めたいと思いますし、今後もこの湧きいずる情熱を可能なかぎり持ち続けていきたいと思っています。今年もルマンには東日本震災被災地から中高生9名を招待し、異文化体験を通じて自立支援を育成するSupport Our Kidsプログラムを実施します。私がレースに参戦する姿から彼らが何かをつかんでくれれば幸いです。また、今回のレース参戦にあたり、ご支援をいただきました株式会社ウォックス(高濃度酸素リキッド WOX販売会社)様に心より御礼を申し上げます」

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