ロードスターパーティレースⅢ 東日本シリーズの今シーズン最終戦となる第4戦が、10月28日に筑波サーキットで開催され、チームテラモスから鎌倉裕貴が2018年度シリーズチャンピオンの座をかけて戦った。

予選は26台で行われ、鎌倉は先頭集団での混乱を避けるべく最後尾からコースイン。2度のタイムアタックを行ったが、完全なクリアラップを取ることができず予選6位に。
決勝レースでは、スタート時のシフトミスにより順位を8位に落とすものの、1周目に1台をかわし7位に浮上。しかしながら上位集団のラップタイムは各車ほとんど変わらず、順位変動がないまま周回を重ね苦戦が続く。14周目、前を走っていた上田選手を抜き鎌倉は6位にひとつ順位を上げたが、その時点で5位との差は1.3秒に開いてしまったためそのままゴール。6位という結果でレースを終えることとなった。

5月よりスタートした2018年度のロードスターパーティレースⅢ東日本シリーズは、今回をもって終了。鎌倉は、惜しくもあと一歩のところでチャンピオンを逃したが、シリーズランキング2位という結果でシーズンを終了した。

また、今回のレースには、同じくチームテラモスからカルミネ・コッツォリーノがクラブマンクラスにスポット参戦。カルミネは今シーズン、北日本シリーズを参戦していたため筑波サーキットでは初めてのレースだったが、予選24位(クラス8位)、決勝23位(クラス9位)という結果となった。